
2025/11/24 05:30
何かを作るとき、どのようなことに気を付けたらいいのか。
細部にこだわり、自分が納得するまで次に進まないのか。
それとも、多少荒削りでも一旦完成させるか。
サッカー上達を考えたとき、どちらの考えを採用したらいいと思いますか。
指導者は、細部にこだわって完成を遅らせる考えを押し付けるでしょうか。
私のおすすめは、多少雑でも完成させること。
細部にこだわり完成を遅らせる考え方が、どのようなサッカー指導を生むか想像出来ますか。
おそらく、多くの日本人選手が指導者に押し付けられている方法だと思いますよ。
具体的に思い付きましたか。
トラップ練習のことですよ。
蹴りやすい場所にボールを止めることを目標とする指導方法では、まずトラップを完璧にすることを目指します。
トラップという細部にこだわり、シュートを撃つのを後回しにする。
表現を変えると、細部にこだわり完成を遅らせる、ですね。
サッカーはシュートを決めた数を競う遊びです。
シュートを何本決めたかが大事ですよ。
トラップを何回成功させたかは問われません。(当然ですが、パスの成功数やボール保持率も問われない)
ものづくり等で、「まずは完成させることが大事」という話を聞いたことがあります。
サッカーに置き換えて考えるなら、シュートを撃つことが大事、になるでしょうか。
多少トラップが乱れても、シュートを撃つようにする。
この考え方の良さが分かりますか。
また、トラップにこだわり過ぎる弊害が分かりますか。
これに気付けないと、成長が遅くなるでしょう。
トラップについて考えたいなら「トラップはサッカーに必要なのか」がおすすめです。
トラップを大事にする指導者の考え方は理解出来ます。
扱いやすい場所にボールがある方が、蹴りやすいですからね。
ただ、蹴りやすい位置にボールがあっても勝ちにはつながりませんよ。
なぜだか分かりますか。
トラップを大事にする指導者の話を聞いてください。
蹴りやすい場所にボールを止めると、何をしやすいと言っていますか。
シュートですか。違いますよね。
「パスがしやすくなる」と言うはずです。(全員とは言いませんが、基本的にパスのためにトラップを練習しようという考えのようです)
トラップ練習で遅れた完成が、次はパス練習で遅れる。
シュート練習が始まる前に引退になりますね。
細部にこだわり過ぎる考え方では完成することは無いでしょう。
試験で考えると分かりやすいでしょうか。
足し算の問題にしましょう。
答えを書きやすくするために、姿勢を良くすることに時間を使う。
姿勢を良くする練習をしたら、今度は鉛筆を持つ練習を行う。
鉛筆を持てるようになったら、逆の手で答案用紙をおさえる練習を行う。
これだと、いつまで経っても足し算が出来るようにならない。
指導者が日本人選手にシュート練習をさせたくない理由は分かりますよ。
シュートが上手い日本人選手が増えると、日本代表が勝ってしまいますからね。(日本の勝ちとは、指導者の祖国の負けである)
日本国民の敵ですね。
まずは、完成させることを目指す。
多少トラップが乱れても問題ありません。
ボールに合わせて蹴るようにしましょう。(ボールの気まぐれにも対応出来る選手が上手い)
本音を言うと、相手が強くなればなるほど、蹴りやすいボールを蹴る機会は得られないでしょう。
蹴るのが難しいボールを、上手に扱えるかが重要になってきます。
練習だけ上手く出来ればいいなら、トラップにこだわってシュートを忘れてもいいかもしれませんね。
ただ、シュートを撃たないなら、サッカー選手である必要がない。
ゴールキーパーも得点王を目指すのが当たり前ですよ。
シュートを撃たないとは、勝つつもりが無いという意味ですからね。
何のためにサッカー選手が存在するのか。
シュートを決めて勝つためですよね。
多少雑でも、完成させることで多くの経験値が得られますよ。
細部にこだわり過ぎると、いつまで経っても完成しない。
試合では、トラップせずに直接決めてもいいですからね。
常に求められるのはシュート技術ですよ。(相手ゴールにシュートを決めるか、味方にシュートをぶつけて決めるかの違い。トラップはしなくても良い)
今日紹介した記事。