動きやすい方向があるか

2025/09/01 06:16

動きやすい方向が存在するか。

普段の生活では、前に進むことが多い。

歩くときは前に進みますよね。

もし、斜め前に歩くとしたら、少し変な人に思われるでしょう。

それぐらい、前に歩くことが普通になっている。

では、サッカーでは、どうか。

サッカーでは、色々な方向に動きますよね。

日常生活では使用しない動きもあるかもしれない。

なら、実験で確認しましょう。

動く方向を簡単に考えます。

前後左右の4方向と、斜めを考えます。(右斜め前、左斜め前、右斜め後ろ、左斜め後ろ)

合計8方向。

全ての方向に移動出来るか。

結論から言えば、移動出来ます。

ただ、移動するときの条件を考える必要があります。

移動に興味があるなら「動くのが得意な方向と苦手な方向」がおすすめです。


移動するときに、足の状態を確認してください。

身体の向きを変えてから移動する場合、常に前に進むことになります。(おへその向きに進む)

サッカー系の動きを見ると、常に身体の向きを変えてから動き出す人がいる。(ドリブル等の動きが遅くなる原因)

これは間違いではありませんが、色々な状況に対応出来ないので、違う動き方も試した方が良いでしょう。

一番簡単に出来るのが、両足をそろえて立ち、片方の足を踏み出すところから始めること。

前に踏み出した足を基準にして、8方向に進みます。

例、右足から始める場合。

両足をそろえた状態から右足を前に踏み込み、右足を軸足にして前後左右等に動く。

右足を基準にする場合があるなら、左足を基準にする場合もあるでしょう。

例、左足を基準にする場合。

両足をそろえた状態から左足を前に出し、左足を軸足にして前後左右等に移動する。

説明すると簡単ですが、実際に試してみると意外と苦戦するかもしれませんよ。

両足をそろえ、前に出した足を基準にして動く方法は、下の動画の6分19秒頃から扱っています。(雰囲気をつかむために視聴するといいでしょう。動画のように、移動した後に身体の向きを変えなくても問題ありませんよ。理想は、身体の向きを変える場合と変えない場合を試すこと)

下の動画もおすすめ。

基準にする足が右足でも左足でも、することは同じです。

ですが、利き足か逆の足かで感覚が変わるかもしれません。

ドリブル等で利き足を基準にして移動する人は、利き足を基準にした方が動きやすいでしょうか。

利き足を基準にする動きと聞いてピンと来ない人は、軸足を基準にする動きの方が動きやすいと思います。

利き足を基準にする、とは、着地した利き足を基準にして動き出すという意味です。(上の例で書いた、右足を基準にする場合と左足を基準にする場合と同じ)

ボールを触った後に、どちらの足で動き出すかを考えてください。

即、答えられない人は軸足を基準に動き出していると思います。(動き出しが遅いという意味)

私が見た範囲だと、基本的に動き出しが遅くなる指導法が多い。(着地数が多い)

今は、そこまで気にしなくても良いかもしれませんね。

厳しい言い方をすれば、動き出しを意識しなくても問題無い環境であるという意味ですからね。

もし、上に行きたいなら、ボールを触った足を基準に動き出すといいですよ。(着地数を最速にする)

着地数について興味があるなら