2025/08/21 05:35
成長出来る人は、どのような人か。
パッと思い付きますか。
すぐに思い付かない人もいるかもしれません。
では、成長出来ない人ならどうでしょうか。
意外と、想像しやすいのでは。
今回は、成長出来ない人を考えましょう。
成長出来る人の特徴が分からなくても、成長出来ない人の特徴を考えると、自然と答えに近付けます。
一発で答えが分かるのが理想ですが、毎回分かるとは限りませんからね。
成長出来る人の特徴を知るために、成長出来ない人を想像する。
どのような人を想像しましたか。
今回は、当たり前のことは考えません。(例、全くボールを触らない等)
行動しているが結果が得られない人の特徴を考えます。
一番分かりやすいのが、サッカーに必要無いことをしている。
本人は努力をしているが、それはサッカーに必要無い。
必要無いだと表現が強いので、不利になる、という言い方に変えましょう。
自分が不利になることを続ける人は、成長出来ない。
当たり前といえば、当たり前ですね。
言葉としては分かるが、具体的にどのようなことか。
ボールを蹴るときに素早く無駄に着地する。
この意味が伝わるなら問題ありません。
ピンとこない人は、ボールを蹴る前に手を叩くと考えてください。
ボールを蹴る前に手を叩くと、相手に接近されますよね。
手を叩く回数が増えるほど、自分が不利になる。
この「手を叩く」を「無駄な着地」に置き換えてください。
無駄にタタタタと着地してからボールを蹴る人は、相手に接近されますよね。
これを改善しないと、試合で有利に戦えません。
着地する回数に興味があるなら「決定力、得点力は着地数で決まる。決定力を上げるコツ」がおすすめです。
ボールを蹴るとき、着地する回数を意識したことはありますか。
シュートが分かりやすいのですが、ボールを蹴る前に細かく速く着地する人がいます。
この着地を速く行っても、相手側に対応される。(上手い選手ほど、相手のクセに気付きやすいから)
シュート練習を観察すると分かりやすいでしょうか。
全員を調べたわけではありませんが、無駄な着地を行う人は結構多いと思いますよ。
なぜか。
指導者が、ボールを蹴る前に細かく着地するように強制するから。
二人組で行うキックやトラップの練習がありませんか。(基本練習や基礎練習と呼ばれるでしょうか)
そのとき、素早く動くために細かく足踏みをするように言われることが多いでしょう。
おそらく、これが原因でシュートが遅れる。
シュートが遅れるため、他の動きが全て遅れる。
シュートが遅いと、思考も遅くなりますからね。
自分がシュートを撃てない状況だと、相手も撃てないだろうと勝手に油断する。
別に、自分が出来なくても良いのですよ。
自分が出来なくても、相手は出来るかもしれないと思えるなら全く問題ありません。
指導者や運動部の性格を想像してください。
自分より相手の方が優れている可能性を考えられるでしょうか。
おそらく、難しいのでは。
同じものを見ても、性格によって受け取り方が変わりますからね。
他者の話を素直に聞くことが出来ない指導者は成長出来ない。
選手が指導者に意見を伝えることは出来るのか。
選手から指摘されたことを、指導者は素直に直せるか。
私の想像ですが、無理でしょう。
選手は指導者に似る。(全員とは言いませんが)
迷路で行き止まりになったとしましょう。
行き止まりで足踏みをしても、ゴール出来ませんよね。
普通の人は別の道を選ぶため、進んで来た道を戻ると思います。
これが出来ないのが指導者。
なぜ、指導者は出来ないのか。
分かりますか。
足踏みをするのは日本人選手だからです。
指導者自身は足踏みをしないため、間違いを修正しない。
成長出来る人、伸びる人の特徴を聞いたことはありませんか。
「他者の話を素直に聞ける人」
指導者の質が悪いのは、指導者が他者の話を聞けないから。
成長出来ないと感じているなら、違う意見に触れるのもいいでしょうね。
間違った教科書で勉強しても、成績は伸びませんよ。
しかも、間違いを修正せず、長期間放置している教科書ですからね。
上手くなる方がおかしい。