2025/08/04 05:35
強烈なシュートを相手ゴールに決める。
きっと、気持ちが良いでしょう。
チームだけでなく観客も盛り上がると思います。
強烈なシュートを撃とうと考えたとき、何を意識しますか。
おそらく、蹴り足の動かし方を意識する人が多いのではないでしょうか。(または、身体全体のこと)
シュートを撃つとき、強さの調整をどのようにしていますか。
蹴り足の振り方を変えて、強さの調整をしていませんか。
遅く振るより、速く振る方が良い。
小さく振るより、大きく振る方が良い。(ただし、振りの速さを大事にする場合、小さく振る考えもあるようです)
力が伝わりそうな足の動かし方が想像出来ますよね。
では、実際に試すとどうなのか。
ボールに力を加えるほど、威力が上がります。
これは簡単ですね。
足の振り方を気にするのは、ボールへの力の伝え方が気になるから。
遅く振るより速く振る方が力が伝わりそうですよね。
蹴り足を小さく振るより、大きく振る方が力が伝わりそう。
この2つの考え方は、基本的に同じだと思います。
より力を伝えやすい方法を選択する。
指導者によって言うことが異なるのは、より力を伝えやすいと思う方法が違うから。
ならば、複数の蹴り方があっても自然ですよね。
自分の中で、強烈なシュートを撃てる蹴り方を想像してください。
それとは違う方法が思い付くでしょうか。
蹴り方を分ける項目が2つありますよね。(蹴り足を振る速さと振る距離。例、速いか遅いか。小さく振るか大きく振るか)
普段使わない組み合わせも試すといいですよ。
指導者の考える良い蹴り方と、自分の身体に合う蹴り方が違うかもしれませんからね。
違う蹴り方を試したあとは、各蹴り方の特徴を調べると良いでしょう。
どのような良さがあり、どのような欠点があるか。
自分が使う蹴り方を知ることで、状況に合った蹴り方を選択出来るようになります。
選べるものが1つしか無い場合、それを使えない場面ではシュートを考えない選手になりますからね。
選択肢の少ない選手が多いのは、指導者が勉強不足だから。
日本人選手の勝ち点3を、指導者が不当に奪っている。
強烈なシュートに興味があるなら「ゴールネットを突き破れ、強烈なシュート」がおすすめです。
蹴り方で面白い実験をしましょうか。
ボールを蹴るときに、軸足のつま先を相手ゴールに向ける。
この蹴り方の欠点は何ですか。
分かりますか。
正解は、守備が下手になること。(攻撃も下手になる)
なぜ、守備が下手になると言えるのか、分かりますか。
相手のヒールキックに対応出来ないからです。
かかとを使うヒールキックでは、軸足のつま先をボールを飛ばしたい方とは逆に向けますよね。
自分が使う蹴り方の特徴が分かれば、そこから新しい蹴り方を発見出来ます。(蹴り方の特徴が、軸足のつま先をボールを飛ばしたい方に向けることなら、軸足のつま先をボールを飛ばしたい方とは逆に向ける蹴り方が思い付く等)
言われてみれば簡単ですよね。
ですが、指導者は分からない。
指導者に「考えろ、考えろ」と言われませんか。
考えて分かるなら皆天才ですよね。
「考えても分からないことがある」ことぐらい、考えなくても分かりますよね。
今日紹介した記事。