
2025/07/08 06:12
前に進みたいが相手がいて難しいとき、どうすればいいか。
強引に進むのも1つの方法ですが、今回は斜め前を使いましょう。
斜め前を使うと前には進めないように思えるかもしれませんが、上手に使うと前に進めますよ。
考え方を変えるだけで出来るようになるので、遊び感覚で試すといいでしょう。
斜め前とは、どのようなものか。
簡単に考えましょう。
右斜め前に進む。左斜め前に進む。
同じ方向に進むだけだと、最初の位置から横方向にずれることになります。(連続して右斜め前に進む場合、横方向で考えると右側に進むことになる)
最初の位置から横に移動すると困る場合、どうすればいいか。
簡単ですね。
逆方向に動けばいい。
同じ方向に動き続けると良くないなら、違う方向に動けばいいだけですから。
次は、具体的に考えてみます。
斜めの使い方に興味があるなら「斜め前を組み合わせて前に進む」がおすすめです。
最初の位置から右斜め前に進むとします。
横方向だけで考えると、右に動いたことになります。
今度は、左斜め前に動くとしましょう。
横方向だけで考えると最初の位置と同じになります。(左に動いたことで右に動いた分を打ち消したため。縦方向には進んでいるが、横方向に変化は無いように見える)
では、次はどうするか。
このあとは、右斜め前に進んでもいいですし、左斜め前に進んでもいい。
「左斜め前に進むと、右斜め前、左斜め前、左斜め前と、連続するので良くないのでは」
こう考える人がいるかもしれませんね。
こう思うのは正しいです。
ここまで与えられた情報で考えると、次に左斜め前を選択するのは間違いだと判断するはずです。(本当は問題無いが、ここまでの情報で判断するなら間違いとするのが正解)
これ、何が起こっているか分かりますか。
「説明の仕方が悪い」
これが正解です。
説明の仕方が悪いため、正常に判断出来る人ほど間違ってしまう。
では、好ましい表現に修正しましょう。
上で、同じ方向に動き続けると良くないので違う方向に動くと良い、と説明しました。
この表現だと意味が正確に伝わらないため、正しい表現に変えましょう。
ズレを修正するように動くと良い(ズレを大きくする方向に動き続けるのは良くない)
これが正確な表現になります。(少し分かりにくいかもしれませんね)
ズレが発生した場合、それを修正するように動く。(今回は横方向のズレを扱いますが、縦方向のズレを修正する場合もあります)
これは、ズレが発生していないなら気にしなくて良いということです。
縦方向のズレを修正する方法に興味があるなら「後ろ」の大切さ。減速と緩急と吸い付きがおすすめです。
具体的な例で再確認しましょう。
最初の位置から右斜め前に進む。(このときにズレが発生する)
ズレを修正するために、今度は左斜め前に進む。(この修正でズレが無くなる)
ズレが発生していないなら動き方を気にしなくても良いため、3回目の動きは右斜め前でも左斜め前でも問題無い。
説明する側が楽をするために、「同じ方向に連続して動いてはいけない」と言うと正しく伝わらないため、正解が削れます。(上の例だと、3回目に左斜め前に進むという正解が消される)
誰を中心に考えて言葉を使うか。
日本人選手の幸せを考えるなら正解が増える伝え方をすべきですが、多くの指導者は日本人選手の幸せを犠牲にしてまで自分が楽をすることを優先する。
ゆえに、話を聞く人や賢い人ほど混乱するでしょう。
説明文が間違っているなら、正解出来るわけがない。
当たり前のことですよね。