使えるボールの回転を増やそう

2025/05/19 05:25

シュートを撃つとき、ボールに回転がかかりますか。

かかるとしたら横回転や縦回転が多いでしょうか。

中には、無回転で飛ばせる人もいるかもしれませんね。

ボールを扱うときは回転を意識するといいですよ。

止まっているボールは回転しません。

ボールが動くときに回転がかかることが多いです。（ただし、無回転シュート等は除く）

このときの回転を観察しましょう。

回転はボールの動きに変化を与えるため、使えるようになると便利ですよ。

ただし、回転の力だけではボールを変化させることが難しい場合があるので注意が必要です。

回転を追求すると結構面白いので、遊びながら観察するといいでしょうね。

何も考えずにボールを蹴ったとき、どのような回転がかかるか。

おそらく、インサイド系の回転が多いと思います。（縦回転なら逆回転が多いでしょうか）

そう思う理由は、指導者がインサイドキックやインフロントキックを好むから。

アウトサイド系を好む指導者は少数派だと思うので、アウトサイド系の回転を使う選手は少ないでしょうね。

ここで注意して欲しいのですが、回転と蹴り方は違いますからね。

インサイド回転とインサイドキックは違います。

アウトサイド回転とアウトサイドキックは違います。

ボールの回転と蹴り方は同じではありませんからね。

上の表現が変に思うなら、回転と蹴り方が混ざっているかもしれない。

インサイドキックで、インサイド回転とアウトサイド回転をかけることが出来ます。

当然ですが、アウトサイドキックでも、インサイド回転とアウトサイド回転をかけることが出来ます。

インサイドキックだからインサイド回転になるわけではありませんよ。

ボールの回転に興味があるなら「回転で分かるサッカーボールの芯の場所、回転の見方問題」がおすすめです。

インサイドキックで無回転シュートを撃てる人を観察すると、インサイドキックでアウトサイド回転になることがあります。（インステップキックや他の蹴り方でもアウトサイド回転になることがある。）

インサイド回転を消すために芯を撃ち抜こうとするが、行き過ぎてアウトサイド回転になるのでしょう。

無回転に少しアウトサイド回転をかけるのもおすすめです。

一般的な回転とは逆になるため、ゴールキーパーが反応出来ないと思います。

同じ蹴り方を使っても、ボールの回転を変えることは可能です。

ある程度ボールを飛ばせるようになったら、使える回転の種類を増やしましょう。

基本的に、インサイド回転とアウトサイド回転が使えると大丈夫です。

ボールの勢いが強いと回転だけでは修正出来ませんが、比較的穏やかなボールなら回転で動きを調整出来ます。

この意味が伝わるでしょうか。

勢いが強いとは、シュートのこと。穏やかなボールとは、ドリブルのこと。

ボールの微調整で困っているなら、回転を意識すると解決策が見つかるかもしれませんね。

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