サッカーおでんのブログ2

蹴ることが出来るボールの範囲を増やそう

2025/05/20 00:43

得意なボールが多いと、点を取りやすい。

苦手なボールが多いと点を取るのが難しい。

サッカーではなく試験で考えると分かりやすいでしょうか。

得意科目が多い人は高得点になりやすく、苦手科目が多い人は得点が伸びにくい。

試験で考えると理解しやすいですよね。

自分が得意なボールを増やしていますか。

サッカー上達法を調べると「得意な科目が出るまで待とう」と助言されていることが多いようです。

発想としては分かりますが、選手側は出題内容を決められませんからね。

本番まで時間が無い場合は神頼みもいいのですが、余裕があるなら得意な科目を増やした方が良い。

得意な科目が得点源になります。

せっかくサッカーをするのですから、得点源を増やしたいと思いませんか。

私は得意なボールを増やした方が良いと思うのですが、指導者はそう思わないようです。

指導者の話を聞くと「苦手な科目はそのままにしろ」というものが多い。

指導者として問題があると思います。

得意科目に興味があるなら「自分の間合い」がおすすめです。

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サッカーで得意なボールを増やすときは、ボールと軸足の位置を確認してください。

難しく考える必要はありませんよ。

だいたいで大丈夫です。

分かりやすいように、前後で考えましょう。

ボールを蹴るとき、軸足との位置関係を確認します。

おそらく、3つあるでしょうか。

1つ目は、ボールが軸足より前にある場合。（上の図A）

2つ目は、ボールが軸足の横にある場合。（上の図Bの機体の横）

最後の3つ目は、ボールが軸足より後ろにある場合。（上の図Cの青い部分）

蹴り方を観察すると、ボールを軸足よりも前に置くか横に置くことが多いでしょうか。

ボールを軸足よりも後ろに置くことは珍しいと思います。（特殊な例として触れられることがある程度）

初心者でも経験者でも、1つ目と2つ目は出来るようになりましょう。（余裕がある人は、軸足よりも後ろにあるボールも扱えるように。ただし、怪我をしないようにしましょう）

軸足よりも後ろにあるボールを扱いたいなら「ボールは蹴らない投げましょう。足と一緒に加速する」がおすすめです。

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ボールと軸足との位置関係から何を想像しますか。

勝負する場面を想像出来ますか。

ゴールキーパーとの1対1を想像してください。

シュートを撃つとします。

ボールが飛ぶまでに時間がかかる蹴り方が分かりますか。

1、ボールを軸足よりも前に置く蹴り方。
2、ボールが軸足の横にある蹴り方。
3、ボールが軸足よりも後ろにある蹴り方。

シュートを撃つまでに時間がかかるのは、ボールが軸足よりも前にある場合です。

意外ではありませんか。

時間がかかると表現すると悪い意味になりますが、相手を最後まで見ることが出来ると言えば良い意味になります。

何を目的にするかで良い蹴り方が変わります。

より早くシュートを撃ちたいなら、ボールと軸足との位置関係を意識するといいですよ。（蹴りやすさではなく、点の取りやすさで考えるといい）

ボールと軸足の位置関係を考えるとき、蹴りやすさを意識しますよね。

今回は発想を変えて、準備が完了するまでの時間で考えましょう。

ボールは前に進むとします。

後ろから転がってくるボールを蹴るとしましょう。（ドリブルからのシュートで、軸足を踏み込んだ場面を想像する）

ボールの動きを軸足を目印にして考えると面白いですよ。

最初、ボールは軸足よりも後ろにある。

次に、ボールは軸足の横に来る。

ある程度時間が経ち、ボールは軸足よりも前に行く。

この流れが分かりますか。

同じように軸足を踏み込んでも、得意なボールの位置によって蹴り足を振り始める時間が変わります。

これ、意識したことはありますか。

おそらく、無いのでは。

シュートを撃つとき、毎回同じように蹴ると相手ゴールキーパーに止められやすい。

相手に反応された場合、少し早めに蹴るといいでしょう。（シュートを止められた南米の選手が、早めに蹴るようにしたと言ったのを聞いたことがあります）

この、少し早めに蹴るとは、蹴るときのボールの位置を変えるという意味です。

より正確に言うと、ボールの位置を少し後ろにする。

例、ボールの位置を軸足よりも前にするのではなく、軸足の横にする等。（出来る人は軸足よりも後ろでも良い）

蹴ることが出来るボールの範囲が広いほど、軸足を踏み込むのが早くなります。（軸足よりも前にあるボールを蹴る人は、軸足を踏み込むのが遅くなる傾向にある）

シュートが相手に当たる人は得意科目を増やし、より早く踏み込めるようにしましょう。

ロナウド選手（ブラジル代表）の蹴り方を観察すると、他の人よりも踏み込みが早いことが分かります。

ボールが速く動くほど、動き出しが遅れるとシュートを失敗しやすくなる。

軸足を踏み込んだ状態で蹴り足を振るのを待つことは出来ますが、軸足を踏み込んでいないのに蹴り足を速く振ることは出来ませんからね。

早めに行動したら乗るバスを1つ遅らせることが出来るが、遅刻した状態ではバスに乗り遅れることは出来ない。

軸足を早めに踏み込んでも、蹴り足を振り始める時間を調整すればいいだけですからね。

上で触れたボールと軸足の位置関係の話を覚えていますか。

前にドリブルをする場面を想像してください。

ボールが軸足よりも前に来るのは最後ですよね。

これで、何か気付きませんか。

指導者が押し付けるサッカーにはシュートが無い。

勝負しないサッカーはサッカーではありませんよ。

指導者が楽をするためのサッカーは、サッカーではない。

指導者の頭の中に、日本人選手が勝つためのサッカーは無いと思います。

苦しみを日本人選手に押し付けるから、教える側が楽になる。

今日紹介した記事。

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