ボールを足元に止めると蹴るのが難しい

2025/07/25 05:38

ボールを扱うとき、毎回止めますか。

トラップを意識している人は丁寧に止めるかもしれません。

止めてから蹴る方が楽に思えますよね。

個人練習では、止まっているボールを蹴る方が楽です。

ですが、相手がいる場合は止めない方が楽になることがある。

毎回ボールを止めている人は、止めないことを試しましょう。

一般的には「止める蹴る」を大事にすると思います。

止めることは悪くはありませんが、毎回止めるなら考えを変えた方が良い。

簡単に確認しましょう。

横から来たボールを遠い方の足の内側でトラップし、逆の足で前に蹴る。(蹴り方は自由)

右側からボールが来る場合、左足のインサイドでトラップして止め、右足で蹴る。

左側から来るボールなら、右足のインサイドで止めて、左足で蹴る。

文字で考えると問題が無いように思えますよね。

ですが、実際に蹴ってみると分かりますよ。

何かが足りない。

ボールを蹴るときに、どのような形で蹴りますか。

止まっているボールを強く蹴る自分を想像してください。

自分の動きを想像しましたか。

では、質問です。

ボールを蹴るときに、軸足をボールの近くに踏み込みましたか。

おそらく、踏み込んだと思います。

表現の仕方が悪いので、別の言い方に変えましょうか。

最後の一歩を大きくしましたよね。

このことから、何かを感じませんか。

止まっているボールを蹴るとき、軸足を踏み込むことが多いですよね。(大きく踏み込まなくても、その場でタタッと足踏みをする選手が多い)

トラップで足元にボールを止めると、踏み込むための空間が無い。

なので、踏み込むための空間を生み出すために、軸足をボールから離す人が多い。(多くの場合、後ろに下がる)

軸足をボールから離す蹴り方は相手に接近されやすいため、おすすめしません。

危険な蹴り方や安全な蹴り方に興味があるなら「歩くこととキックの共通点 3、危険なボールの蹴り方と安全な蹴り方」がおすすめです。


ボールを蹴るときに一歩踏み込むとしましょう。

トラップで足元にボールを止めた場合、踏み込むための空間が足りない。

この問題を、どのように解決しますか。

軸足を踏み込まずに蹴り足の振りだけで蹴りますか。

それとも、一度ボールから離れて踏み込む空間を作りますか。

ボールを蹴るときに軸足を踏み込みたいなら、踏み込むための空間を作るトラップをした方が良いでしょう。(ボールを離すトラップ)

足元にピタッと止めるトラップだと、踏み込むための空間は作れませんよ。

蹴り足の振りだけで飛ばすなら問題ありませんが、一般的な蹴り方は軸足を踏み込みますよね。(例、最後の一歩を大きく等)

キックとトラップの組み合わせ方がおかしくありませんか。

蹴り足の振りだけで蹴るなら、足元にピタッと止めるトラップで問題無いと思います。

指導者の説明を聞いてみましょう。

蹴るときは最後の一歩を大きくする。トラップでは踏み込むための空間を作らないようにトラップする。

明らかにおかしいですよね。

足元にピタッと止めるトラップを良いものとするなら、蹴り足の振りだけで飛ばす練習が増えるはずです。

実際、どうですか。

蹴るときは助走を使う場合が多いですよね。

シュートを意識しているなら、この異常な組み合わせを選択しないと思います。

明らかに、おかしいですからね。

トラップはトラップだけ。シュートはシュートだけ。

サッカーをぶつ切りにして、試合を意識していないと思います。

少し強引な評価をすると、トラップが大きくなる人の方が踏み込むための空間が出来るため、試合で活躍するでしょうね。(練習では駄目かもしれませんが、試合で点を取る)

ボールを止めずに動かすことも考えてくださいね。(踏み込む空間を作ることを考える)

蹴り足の振りだけで蹴るなら、足元にピタッと止めるトラップでも問題ありませんよ。

今日紹介した記事。