
2025/06/23 05:25
ボールを触るとき、同じ間隔で触っていませんか。
常に同じだと、相手に次の行動を予測されやすいので注意しましょう。
日常生活だと変わらないことが安心感を生み出しますが、サッカーだと変わることが安心を生み出します。
呼吸が変化するようにボールを触る間隔も変化させましょう。
ボールを触る前に、歩く動作を確認します。
基本的に、左右の足を交互に着地すると思います。
これが一般的な歩き方です。
表現を変えると、変化しない歩き方。
右足を着地したら、次は左足で着地します。
左足で着地したら、今度は右足で着地する。
これを崩すと変化が生まれます。
同じ足を2回連続で着地しましょう。
右足を連続で着地する場合は、右足、左足、右足、右足、左足、……になります。
左足を連続で着地するなら、左足、右足、左足、左足、右足、……になる。
同じ足を連続で使うことで変化が生まれます。
たった1つ変えるだけで、大きく変わります。
軸足を増やすことに興味があるなら「軸足を増やしてリズムを変える」がおすすめです。
上手い人ほど、短時間で相手の流れをつかみます。
ここで言う流れをカタカナで表現すると、リズムになるでしょうか。
右足、左足、右足、左足等。
通常は変化させないことが多いため、相手の利き足を警戒することが多いでしょう。(利き足でボールを触ることが多いから)
このとき、軸足を連続で着地すると、利き足が来る周期が1つずれます。
このズレが大きな変化を生み出します。
相手の予想では逆の足が来るはずが、実際には利き足が来る。
想定外のことが起きると、守るのが難しいでしょうね。
1つ増やすことで、そのあと全てがずれますからね。
結構凄いですよね。
サッカーで守備を行うとき、自然と相手の間隔を予測すると思います。
適当に守ろうとすると、警戒すべきときが分からず疲れますからね。(常に怯えるような守備になる)
危険な瞬間が分かると、ドシッとした守備が出来ますよ。
ただ、相手が変化を加えると一瞬ズレるので注意が必要です。
警戒すべき瞬間が分かる人は、攻撃すべきときも分かる。
なかなか勝負出来ずに困っている人は、軸足を増やすことを考えるといいでしょう。(勝負には、攻撃だけでなく守備も含みます)
1試合だけなら問題無く戦える人でも、W杯の決勝まで進むと疲れると思います。
頭がスッキリした状態で戦うためにも、警戒すべきときを理解するといいでしょう。(常に警戒しつつ、適度に休むようにする)
今回は軸足を増やすことに触れましたが、サイドチェンジでも似たようなことが起こりますよ。
相手の攻撃に合わせて、頭を左右に振る瞬間がありますよね。
ボールが逆側に飛んだとき等、変化した直後はボーッとしやすいので注意しましょう。
疲れてくるほど反応が遅れますからね。
表現を変えると、相手の頭を振らせたときほど自由に動きやすい。
相手の裏を取るときや一気に動き出すときに最適です。
経験者でもボーッとしやすいですからね。
変化の直後を狙うといいでしょう。
今日紹介した記事。