ボールの選択肢を減らす

2025/04/04 05:30

ボールを触ると、色々な方向に飛んでいくことがありませんか。

触るたびに、どこに飛ぶか分からないと困りますよね。

予想外の方向に動く場合は、ボールの選択肢を減らしましょう。

ボールに与えられた選択肢が多いほど、どこに動くか分かりませんよ。

人間で考えると分かりやすいでしょうか。

自由に動いて良いと言われたら、自由に動けますよね。

しかし、与えられた選択肢から答えを選ぶなら、ある程度動きを予測出来ます。

右か左、どちらか1つを選ぶなら、相手の選択を当てやすい。

これ、ボールでも同じです。

触れる側がボールの選択肢を減らすことで、ボールの動きを予測しやすくなります。

初心者がトラップをすると、ボールが後ろに転がることがある。

これは、後ろへの選択肢を消せていないことが原因です。

一番簡単な消し方は、ボールの移動先に先回りして足の裏で通行止めにする方法。

足の裏は、後ろへの選択肢を消すのが得意です。（初心者でも安心）

選択肢を消すと、その方向にボールが動くことはありません。

これが分かれば、ボールを扱うのが楽しくなります。

今までボールが来ると慌てていた人は、選択肢を消すことを意識しましょう。

足の裏が分かりやすいですが、選択肢を消すときは広い場所を使うといいですよ。

足の内側でトラップする場合は、膝から下を長く使う。（一般的なインサイドよりも広く考える）

外側で触るときは、膝から下の外側を使う。（一般的なアウトサイドよりも広くする）

ボール扱いに慣れた人は、ももの外側や内側も使うといいでしょう。

選択肢を消すときは、楽なやり方を選んでください。

より成功しやすい方法を選ぶことが大事です。

選択肢の消し方に興味があるなら「ボールが安心出来るように選択肢を減らす」がおすすめです。

良い選択肢の消し方が分からないときは、ゴールキーパーを想像しましょう。

相手のシュートを止めるとき、ゴールキーパーはどのようにするでしょうか。

強烈なシュートにゴールキーパーが反応した場面を想像するといいですよ。

指先で突き刺すようにボールに触れるでしょうか。（点で扱う）

それとも、手のひら全体を広く使って止めるでしょうか。（面で触れる）

答えが分からない場合は、日本代表の試合を見るといいですよ。

周りの経験者を観察するのもいいでしょう。

私なら、身体を広く大きく使ってボールの選択肢を消します。

自分が良いと思う方法を選んでくださいね。

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