ボールに合わせよう

2026/01/27 05:30

ボールを扱うとき、自分の思い通りにしたいと思いますか。

それとも、ボールの動きに合わせようと思いますか。

同じボールを扱う場合でも、考え方によって結果が変わることがあります。

実は、ボールに合わせる考え方の方が良い結果を出しやすいですよ。

なぜ、ボールに合わせた方が良いのか。

簡単に考えると分かるでしょうか。

一度トラップをしてから蹴ろうとしたが、ボールが自分の思い通りの動きをしなかったとします。

このとき、最初に考えたやり方で行いたいと思った人は、ボールの位置等を修正するでしょう。

最初に決めたやり方を成功させるために、ボールを修正しようとする。(シュートが遅れる)

これとは逆に、ボールに合わせようとする人は、ボールの気まぐれも利用出来る。

トラップをしたが狙いとは違う場所にボールが動いたので、現在のボールの位置に合わせて違う方法を試す。(いわゆる、即興)

これなら、トラップをやり直す必要はありませんよね。(シュートが間に合う)

同じボールを扱う場合でも、扱う側の考え方で未来が変わります。

考え方に興味があるなら「選手がボールに合わせる」がおすすめです。


最初に蹴り方を決めてしまうと、ボールの位置が気になるでしょう。

例えば、利き足のインサイドキックで蹴るとしましょうか。

蹴りやすい場所にボールを動かすために一度トラップした。

だが、インサイドキックでは蹴りにくいボールになった。仮に、アウトサイドキックなら蹴りやすいとしましょう。

このとき、使用する蹴り方をアウトサイドキックに変更するか、それとも最初に決めたインサイドキックを使おうとするか。

アウトサイドキックならそのまま撃てます。

ですが、インサイドキックの場合、ボールの位置を修正するか自分の立ち位置を変える必要がある。

個人練習のときは相手がいないので問題ありませんが、試合だと相手が来ますよね。

蹴るのに時間がかかると、相手の接近を許してしまう。

こうなると、何のためにボールを扱うのか分かりませんよね。

勝つためにサッカーをするのか。

それとも、最初に考えたことを実現させるためにサッカーをするのか。

優れた選手は、状況に合わせて判断を変えることが出来るでしょう。

最初に決めた蹴り方を採用するために再びボールを動かす人と、ボールの位置に合わせて蹴り方を修正する人。

どちらが優れた選手だと思いますか。

私は、判断を修正出来る選手が優れていると思います。

全てのことを完璧に出来るなら、最初に決めた蹴り方で戦うといいでしょう。

失敗することが無いなら判断を変える必要は無い。

なぜなら、常に完璧だから。

少し考えてください。

お互いに完璧な試合を想像出来るでしょうか。

攻撃側が完璧なら点が入るが、守備側も完璧なら点は入らない。

両方共、完璧な試合は想像出来ませんよね。

仮に優れたチームが存在したとしても、常に完璧ではないと思いますよ。

では、なぜ優れたチームが存在するのか。

上で触れましたよね。

状況に合わせて判断を変えられるからでしょうね。

真面目な選手ほど、最初に決めたやり方を続けるでしょう。

一般的に考えると真面目であることは素晴らしいことなのですが、試合だと同じことを繰り返す分かりやすい人になってしまいますよ。

そのような相手と対戦する場合、少しずらすと良い。

相手に身体を当てて、ボールとの距離をずらすだけで潰せるでしょうね。

なぜか。

新しい状況に対応出来ないからです。(今回の例だと、ボールの位置を修正し直すから)

全てを思い通りに出来ると考える時点で間違っているでしょうね。(そう願うことは素晴らしいことだと思いますが、サッカーでそれを実現するのは非常に難しいでしょう)

サッカーには相手がいますからね。

相手がいるとは、相手の妨害がある、という意味ですよ。

これは、常に状況が変わるという意味でもあります。

考え方を変えるだけで、一気に上手くなるかもしれませんよ。

今日紹介した記事。