同じ足の振りで違う方向にボールを飛ばそう

2025/08/17 05:37

ボールを蹴るときに、蹴り足の振り方に気を付けるでしょうか。

足の振り方でボールの飛ぶ方向が決まると教わった人は、身体の使い方を大事にするでしょう。

そこで、1つ実験をしてください。

同じ足の振りで、ボールを違う方向に飛ばせるか。

結論を言えば、足の振りが同じでも、ボールの扱い方が違えば飛ぶ方向が変わります。

普段使用することが無い、つま先で試すといいでしょう。

つま先でボールを蹴る。

蹴るときは、蹴り足を前に振ってください。

同じ動作でボールを蹴っても、色々な方向に飛ぶはずです。(慣れていない人ほど、ボールが自由に動く)

サッカーボールの芯の扱い方の違いでボールの動きが変わることを説明した絵

上の図の1から3を試してください。

同じように足を前に振っても、ボールの扱い方が変わるとボールの動きが変わりますよ。

芯を撃ち抜くと真っ直ぐ飛びます。(上の図1。ただし、無回転の場合、予想外の動きをすることがある)

芯をはずすと、ボールが斜め前に飛びます。(上の図2や3。回転の影響でボールが変化することがある)

身体の使い方を練習しても、ボールの扱い方が分からないと良いボールを飛ばせませんよ。

このことに早く気付くと、上達が早くなります。

ボールの扱い方を知りたい人は「サッカーおでん」がおすすめです。


ボールの芯をはずすと、ボールに回転がかかります。

回転を観察することで、どのように蹴ったか分かります。

自分が求めているボールがある場合、回転を意識するといいですよ。

理想のボールと、どこが違うかを考える。

おそらく、ボールの扱い方が違うと思います。

身体の使い方を修正することで理想のボールに少し近付くことはありますが、大きな変化は得られないでしょう。

なぜかというと、ボールの扱い方を理解していないから。

身体の使い方を変えるから良いボールが飛ぶのではなく、身体の使い方を変えたことによってボールの扱い方に変化が出た。

その変化を理解しないと、安定して良いボールを飛ばすことは出来ないでしょう。

かけ算の九九が分かりやすいでしょうか。

鉛筆の持ち方を変えても、成績は変わりませんよね。

安定して正解出来るのは九九を覚えたから。

身体の使い方を覚えたからではありませんよ。

身体の使い方を変えてボールの質を変えようとする人は、確実に苦労するでしょう。

なぜだか、分かりますか。

1つ目の蹴り方を完璧に覚えたとしても、違うキックを選択した場合は初心者と同じになるからです。

多少強引な説明になりますが、鉛筆で例えましょうか。

かけ算の九九が分かる人は、使用する鉛筆を変えても同じように正解出来ますよね。

正解出来るのは、九九を覚えているから。

鉛筆の持ち方を変えて正解しようとする人は、2本目の鉛筆を練習する時間が無いでしょう。

計算がしやすくなる鉛筆の持ち方があったとしても、九九を覚えていないと正解出来ませんよ。(偶然正解することはあるかもしれませんが)

身体の使い方を覚えることは大事ですが、その前にボールの扱い方を覚えた方が良いですよ。

面白い鉛筆の持ち方を追求するのは、九九を覚えてから。

まだ九九を覚えていないのに、終わりの無い鉛筆の持ち方練習をしても、上達する前に卒業式が来ますよ。

指導者としては、身体の使い方を練習させる方が楽ですからね。(それだけでは上手くならないため、選手が卒業するまでの時間稼ぎが出来る)

インサイドキックもアウトサイドキックも仕組みは同じですよ。

今日紹介した記事。