インサイドキックは足首を固定しなくても良い

2025/05/28 05:40

インサイドキックを基本と考える指導者は多いでしょう。

足首を固定してボールを蹴る。

固定の仕方は複数あるでしょうか。

足の指をグーにする、足の指を靴に押し付ける等。

固定するのはボールに力を伝えるため。

どのような蹴り方を習いましたか。

インサイドキックは足の内側を使う蹴り方です。

足の内側だと範囲が広くなりますが、広くした方がいいですよ。

膝から下もインサイドキックとして考えると、空中にあるボールを扱うのが得意になります。

特定の場所でしか触ったらいけない、ということはありませんからね。

基本的に足で扱うなら問題ありません。

ボールを蹴るときに威力が出なくて困っている人はいませんか。

足首を固定して蹴っても、強いボールにならないことは珍しくないことです。

強いボールを蹴るには、ボールに力を伝える必要があります。

ボールの芯を撃ち抜けば強いボールになるので、威力が欲しい人は芯を意識しましょう。

指導者の話を聞いて、インサイドキックは弱いボールしか飛ばせないと勘違いしていませんか。

インサイドキックでも強烈なシュートを撃てますからね。

弱いボールしか飛ばせないと考えるのは間違いですよ。(パス用の蹴り方と考えるのも間違い)

最初に触れた、足首の話。

ボールに力が伝わるなら、足首を固定しなくても大丈夫です。

固定しなくても良いと言われても困りますよね。

そこで実験しましょう。

手でボールを持ち、蹴り足に当たるように落とす。

このとき、スネに当てるようにしましょう。(インサイドキックではなく、インステップキックとして蹴ると良い)

スネに当たるとボールが飛びます。

スネはグラグラしないため、固定する必要がありません。

しっかりスネに当てると、良いボールが飛びます。

この感覚で、インサイドキックを使ってみましょう。

浮き玉を足の内側で蹴るのは難しいため、手で持ったボールを落とし、何回か地面で跳ね返ったところを蹴るといいでしょう。

最初は蹴らずに、ボールの跳ね返り具合を観察するのもいいですよ。(ボールの動きが分かると蹴りやすいため)

ボールがスネの高さぐらいになったときに足の内側で蹴ります。(慣れてきたら、内くるぶしで蹴るのも面白い。下の図1が内くるぶし)

内くるぶしと外くるぶしの位置を説明した絵

意外と飛びますよ。

くるぶし等の位置に興味があるなら「足首の位置と詳しい説明」がおすすめです。


ボールを蹴るときに足首を固定するのは、固定しないと問題がある場所でボールを扱うからです。

この意味が分かりますか。

固定しなくても問題無い場所を使うなら、足首を固定せずに飛ばせるという意味です。

上で出たスネで蹴る話。

スネは固定する必要がありません。

なので、足首を固定しないインサイドキックを使うことが出来ます。

蹴り方に慣れると、インステップキックやアウトサイドキック等でも足首を固定しなくても大丈夫です。

固定しても良いし、しなくても良い。

疲労で足首を固定出来ないときでも安心ですね。

「足首を固定しないで蹴るのは間違いだ」と考えている人はいませんか。

サッカーのルールに正しい蹴り方の条件は載っていないため、足首を固定しない蹴り方を選択しても問題ありませんよ。

これだけだと納得しない人もいるでしょう。

「スポーツ扇風機から学ぶサッカー上達法とは」の「8、スポーツ扇風機から学ぶサッカー上達法とは ゴールしたから言えること」でも触れていますが、ブラジルサッカーを扱った本の中に、興味深いことが書かれています。


足首を固定していても回転をかけることは可能です。ただブラジルには足首を固定するという考えはないのです。

テクニカル・アドバイザー:アデマール・ペレイラ・マリーニョ 発行者:阿部林一郎(2002)『世界をリードするブラジルサッカー―メンタルからテクニックまで学べる』日本文芸社

68ページの「STEP3 効果 ボールに回転をかける」に書いてあります。(「足首を柔らかく」という項目の最後に書いてある)

サッカーといえばブラジルの印象だったため本屋で購入。「うまいのはペレだけ。あとは同じ(192、193頁)」「『足首を柔らかく』ただブラジルには足首を固定するという考えはないのです(68頁)」「トゥリベーラ(74頁)」

通販を利用するときは、購入者の反応も読んでから購入するか決めた方が良いです。


昔、ブラジル代表のボールを見たとき、不思議に思ったことがあります。

なぜ、ボールの質が違うのか。

私は「日本人選手が習う蹴り方とは違う方法を採用しているからではないか」と考えた。

一般的な蹴り方を調べると「足首を固定する」ことが当たり前のように書かれている。

経験者の蹴り方やボールの質がブラジル代表と違うことを確認し、「足首を固定しない蹴り方があるのではないか」と考える。

自分なりに探した答えに「そうである」と教えてくれたのが上で紹介した本。

蹴り方を大事にする指導者は多いが、なぜかブラジル代表の蹴り方だけは扱わない。(扱う能力が無いのかもしれないが)

不思議ですよね。

ドイツやスペインの蹴り方に注目する指導者はいても、ブラジル代表の蹴り方だけは無視し続ける。

情報を集めやすい男子の話をしますが、今のところブラジル代表が最もW杯で優勝している。(現時点での1位。今後は男女共、我が国日本が最多優勝国になるでしょう)

なぜ、現時点の1位であるブラジル代表を無視して、他の国の蹴り方を優先するのか。(ブラジルは5回。ドイツとイタリアは4回)

ドイツの蹴り方が広まっているのは、W杯で4回優勝しているのと日本サッカーと関係が深いことから納得出来ます。(日本サッカーの父、デットマール・クラマーさんはドイツ人)

スペインは1回優勝しています。(日本も、なでしこがW杯で優勝しているので優勝国)

なぜ、日本サッカーと縁のあるブラジルサッカーが消されているのか。(ブラジルサッカーも日本サッカーと関係が深い)

私の想像ですが、ブラジルサッカーは指導者にとって都合が悪いからでしょうね。(教える側が難しく、選手側が楽しいから。指導者を注意する言葉等があるからでしょう)

指導者を注意する言葉等に興味があるなら「うまいのはペレだけ。あとは同じ」上手くなる機会を与えようがおすすめです。


私が走り方を参考にするとしたら、陸の上で1番足の速いチーターをお手本にします。

なぜか分からないが、自称指導者達は1番を参考にしないことが多い。

私なら1番を参考にします。(例、ブラジル代表やチーター等)

今日紹介した記事。






サッカー上達法やサッカーボールの扱い方はサッカー専門サイト「サッカーおでん」で扱っています。
精神的な部分や考え方等は日の丸サッカーおでんにあります。

「サッカーおでんの秘密基地(YouTube)」を始めました。
君が登録してくれると私は嬉しい。

おすすめ動画。

上手くなりたい人におすすめの組み合わせ

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白黒の模様で回転が見やすい。サッカーおでんは、ペレーダ5000(5号球)の土グラウンド用のボールを使用しています。私は第4世代(2013年から)のペレーダを使用。2019年から第5世代が登場。

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圧力計を使うときは、潤滑油を使用しています。

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ボールに空気を入れるときや空気圧を使用するときに、この潤滑油を使っています。

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サッカーボールに空気を入れるときに潤滑油をつけて使用します。サッカーおでんは、外見が黒で内側が赤い空気入れを購入。

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